コロナ禍の中、私たちの日々の生活を支えてくれる エッセンシャルワーカーの皆さまに感謝いたします。
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【エファ通信249号】ラオス国立図書館の課題に寄り添い、未来に向けて議論しました!

こんにちは。海外事業担当の鎌倉です。

 

ラオスの首都ビエンチャンでこのメルマガの原稿を書いています。

 

今日のビエンチャンの最高気温は40℃、最低気温は26℃です。

 

それでもラオスの人たちは「今週の暑さは、まだましなほう。2週間前は、42℃まで上がった」とのこと。

 

クーラーの効いた家には、暑さから逃れようと大量の虫が家の中に押し入り、大変だったとか。今年の暑さは、ラオスにとっても記録的だったそうです。

 

世界中が異常気象に直面していると実感します。

 

(海外事業担当 鎌倉)

アクセシブルなデジタル版でのメルマガはこちらからご覧ください
エファは、視覚に障害がある方はもちろん、加齢などにより文字が見えにくい方、発達障害のある方など活字による読書が難しい方に対し、文字や音声、画像を同時に再生できるデジタル録音図書である「マルチメディアDAISY」を活用したメルマガをお届けしてまいります。
 
「マルチメディアDAISY」は、こちらのリンクからご覧いただけます。
https://www.efa-japan.org/wp/mailmagazine/249/
ラオス国立図書館で今年度の打ち合わせと未来への議論
ラオス国立図書館の外観 

ラオスの図書館の課題に寄りそう

 

エファは、ラオス国立図書館と協働し、ラオス国内の県立図書館へ図書管理システム導入を行っています。


今年度予定しているルアンパバーン県への導入について、昨年末より新しく館長となったサムラン・ルアンガパイさん、スタッフの皆さんと会議の場を持ちました。

新館長への表敬訪問と今年度の計画実施に向けた協議

また現在、エファが開発中の「マルチメディアDAISY」についてプレゼンの機会をいただきました。実際に作成したデジタル図書を、PCとスマートフォンでご覧いただきました。

 マルチメディアDAISYの図書をスマートフォンで読む館長 

ラオスでも新型コロナウイルス感染症は収束状態です。

しかし、国立図書館では、これからも人々が図書館に来られない状態になる可能性を予想しながら、どのように情報を届けていくかを考えているそうです。

 

また、現時点ですべての県に県立図書館の設置が完了していません。そのため、図書館不在の県で暮らす県民や、県立図書館はあっても距離などの関係で来られない人へのサービスをどのようにするかを検討している最中でした。

なので、マルチメディアDAISYに可能性を感じていただいたようです。

県立図書館の分布

「すべての人に図書館を」の実現のため、紙の本やデジタル図書をどのように使用していくか、「すべての人」と言いながら取り残してしまっている人にどのようにリーチできるのか、などについて活発な議論ができました。

 

マルチメディアDAISYについては、これから協働で開発ができないかという点において協議を続けていくこととなりました。

マルチメディアDAISYを閲覧中

今回は、お時間をいただきありがとうございました!

ご支援へのお礼(アジア子どもの家財団 オラソンさんより)

エファはラオスで現地パートナーと協働し、「読書推進を通じた障害児の思考とスキル向上プロジェクト」に取り組んでいきます。


2023年3月、その事業費の一部をクラウドファンディングで募り、113名から1,063,500円のご支援をいただきました。

 

パートナーであるアジア子どもの家財団から、支援者の方へのお礼メッセージが届きました。感謝の気持ちを込めて。

 

▼クラウドファンディング特設サイトはこちら
「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」
https://camp-fire.jp/projects/view/653399

こんにちは、アジア子どもの家財団のディレクターをしているオラソンです。


私たちが2校を対象に行う障害児支援活動に対して、資金を支援してくださったすべての親切な支援者の方々へ深く感謝します。私は障害がある子どもたちの支援に携わることができ、とてもうれしく思います。

 

今回彼らにインタビューして、気持ちを聞いてみることができました。彼らは健常者の子どものようにスキルを開発したり、学習したりする機会があまりありません。そのため、いただいたご寄付や支援活動によって、彼らを大いに助けることができますし、教師の研修などにも大変役立ちます。


私たちは、皆様からのご支援全額を、障害のある子どもたちの生活へ最大の利益をもたらすように使用することを約束します。

 

支援者の皆様のご健康、お仕事やビジネスでの成功、そしてお幸せでありますように願っています。

エファ・シンポシンポジウム2023のお知らせ

メタバース、VR、アクセシブルブックが拓く世界に触れてみませんか

 

エファジャパンは「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、自分ものがたりを描ける社会に」をビジョンに掲げ、カンボジア、ラオスの子どもたちの教育・福祉支援事業を行っています。

 

近年は、障害がある子どもたちが、アクセシブル(自身にとって利用しやすい、円滑に利用できる)な教材を通じて生きるための情報を得て、能力を発揮できるように、本だけではなく、布絵本やマルチメディアDAISY(デジタル録音図書)の開発を進めています。

 

今回は、デジタルカルチャーの研究者で、青山学院大学総合文化政策学部非常勤講師・デジタルストーリーテリングラボ代表教員等を務めている宮田和樹さんをお迎えすることになりました。

 

メタバースやVR(仮想現実)、ChatGPTなどで話題の生成AIなどの新たなテクノロジーがアクセシブルブック(見る本、聞く本、触る本)とつながることで、誰もが自分の物語を描ける社会や地域の実現できるようになりつつある現在を、これまでの歴史や事例にふれながら紹介いただきます。

 

一部、デモを交えたりしながら、そうした技術の一端にもふれてもらえたらと思っています。

<シンポジウム概要>

アクセシブルな物語の未来:メタバース、VR、アクセシブルブックが拓く世界

 

日時:2023年6月17日(土曜日)15:00~17:00

場所:JICA地球ひろば+オンライン

https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html

参加費:無料

 

イベントの詳細・お申し込みはこちらから

https://www.efa-japan.org/post-16871/

本の力で、世界を変えよう!エファパートナー募集
新エファパートナー制度がスタートします!
 
 

エファは、「本の飢餓(Book Famine)」をなくすための取り組みをさらに前進させていくため、2023年4月から現在の『エファパートナー』を新たにし、マンスリーサポーター制度としてリスタートしました。

前のメルマガでお知らせしたところ、早速、お申し込みをいただきました。ありがとうございます。

 


▶特設サイトはこちらから

https://www.efa-japan.org/partner/


エファの実現したいビジョンは、「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し『自分ものがたり』を描ける社会」です。

 

パートナーの皆さまには、エファと共に歩んでいただきながら、子どもたちの成長や社会の変化を見守っていただきたいと思います。


また、アジアの子どもたちと支え合い、共感し合い、理解し合うことを通じて、皆さまご自身の「自分ものがたり」も描いていただくことを目指しています。


パートナーの皆さまからの寄付金は、その時々に最も必要な事業・活動へ使わせていただきます。

 

▶特設サイトはこちらから

https://www.efa-japan.org/partner/ 

ご不明な点は、事務局までお気軽にご相談ください。
info@efa-japan.org
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特定非営利活動法人エファジャパン 発行人:伊藤道雄 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3階 TEL:03-3263-0337 FAX:03-3263-0338 E-mail: info@efa-japan.org


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